711系今昔 |
極寒の地、北海道電化のパイオニアの711系電車。
さすがに古くなってきたけど、赤い電車は今でも活躍している。
上の写真は1977年、札幌駅近郊で撮影。千歳線電化前の初期の車両。
当時はキハ20系やキハ56系急行、ED76-500の引く普通列車(スハ32系)、
新鋭の485系1500番台特急電車などが行き交っていた。
近郊型の設計だが「かむい」や「さちかぜ」で急行にも使われた。
後にさちかぜはL特急「いしかり」に昇格。
運転席屋根上にシールドビーム増設はこの後からで、写真の車両はまだ未装備。
塗装は交流専用色の濃い赤。
中央は1987年1月撮影。雪に強い711系。
塗装が変わって、おでこにシールドビームが追加されている。
千歳線(複々線の中央)を札幌方面に向かって。
下は2005年、登別近くの虎杖浜踏切のカーブで撮影。
3ドア化された711系3連。シングルアーム・パンタで非冷房車。
711系の初期の車両は引退したらしく、今走っているのは
千歳線電化時に増備された後期のグループ。
3ドアに改造されてないものや、冷房、非冷房など見ているだけではよく分からない。
近所の函館本線では、まだまだ711系が6連で活躍中。
JNR扇風機のついた非冷房の車両に乗っていると国鉄時代が雰囲気が味わえる。
一日散歩切符で新得まで行ったときも滝川までは711系だった。
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