寝台特急富士1976 |
1976年4月、西鹿児島から日豊本線経由の特急富士に乗った。
当時の日本最長距離列車。鹿児島本線経由のはやぶさより少し長かった。
車両は20系でなく新型の24系になっていた。電源車も新しい。
小学校の頃、交通公社の時刻表にDF50牽引の20系富士の写真が表紙に。
あこがれの20系寝台特急が草の生えたローカルな線路を走っている写真は
目に焼きついた。いつかは乗ってみたいと思った。
父と2人旅で、乗車したのはA寝台のオロネ24型。父が下段、自分は上段で寝た。
寝台には小窓が付いていて、ずっと外を見ていたら朝になってしまった。
寝不足で具合が悪いと言うと父に笑われた。
機関車はDF50-533 DF50牽引の列車に乗ったのはこの一回だけ。
ヘッドマークはやはり付いてなくて残念。
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そう言えばDF50って北海道では見たことのない電気式ディーゼル機関車でしたが、同じ箱形で液体式のDD54もそれと並んで故障も多かったとか(;´д`)
いずれも特に西日本地域(DD54は主に山陰本線、DF50は四国、九州及び紀勢本線、更には一部が東北地域での運用もあった)でというところがスゴいですね♪
ところがそれから約30数年後に北海道地域でJR貨物がDF200形式と呼ばれる最新鋭の電気式ディーゼル機関車を開発導入されることになるなんて、今思うだけで技術力にビックリするだけです…
昔の定説として電気式DLは重くて非効率的、液体式DLは軽くて効率が良いけれど大出力に
なかなか対応出来ない・・・
などと百科事典などに書かれていましたよね。
DF50は最後の電気式と思っていたらDF200が電気式で開発されてビックリしました。
インバータの技術が発達して高効率、ターボディーゼルで大出力という、電気式の大逆転ですよね〜