一日散歩切符の旅 711系電車 普通東室蘭行 |
まずは新札幌より東室蘭行2726Mに乗車。
やってきたのは711系S117編成。3ドア改造車
クハ711-217+モハ711-117+クハ711-117の3両編成。
2両目と3両目は711-117と回文ナンバー車。
3ドア改造されていないモハ711-117号に乗り込む。
いったんスピードに乗るとけっこう軽快に走る。
711系は最高速度110キロで走るがMT54A型モーターは思ったより唸らず静かだ。
南千歳を出ると美々通過で植苗までかなりの距離を飛ばす。植苗→沼ノ端もかなりある。
原野の中を速いペースで走っていると国鉄時代の急行に乗っているような感覚になった。
窓際にテーブルが付いていてけっこう急行型っぽい雰囲気でした。
新札幌で乗るとき、ホームにたくさんの乗客以いて、こりゃ座れないかもと
思っていたら、誰も室蘭行のは乗らない・・・
次の快速「エアポート」待ちの人たちだったみたいです(^^;;;
北広島ではそのエアポートに、千歳ではその次のエアポートと「S北斗」に
追い越されました。
120KWのMT54オリジナルとは異なるんでしょうね。120KWのは、高速域では「電機鋸が回っているような」とよく例えられますが、ほんとにそんなような音が出ます。 加速に関しては、711系の場合、1両あたりの出力が200KWなので(150KW x 4 ヶ ÷ 3両)、どうしたって鈍いと思います。最高速度110kms/hは、急行運用を意識したんでしょうね。
711も試作編成は1M1Tだったのでいい加速したのでしょうか?
ちなみに711系の歯車比は113系などの近郊型と同じらしいです。
110キロはキハ82系の100キロより早いので「さちかぜ」が特急より速い
急行と呼ばれていたのも分かりますねー
そうです。82:17の4.82です。
この頃の特急型は77:22の3.50
急行型は80:19の4.21
通勤型は84:15の5.60
103系などMT55を搭載する機種は85;14の6.07
。。。だったと思います。
電動機側と車軸側を少しずつ変えることでひとつの電動機ですべてのタイプに対応したんでしょうね。
ギヤ切り替えの効く自転車で考えてしまうと、ペダルにかかっている方のギヤ(電車でいうと電動機側)が、後輪にかかっているギヤより大きいですよね。切り替えて、
①ペダル側>後輪側
にすればするほど、加速はつらいけど平坦地での高速走行はすくない足の回転でいけます。つまりギヤ比が大きければ大きいほど、このことが言えます。逆に
②ペダル側=後輪側
に近づけば近づくほど、加速や急な登りは楽ですが、そのぶんたくさん足を回転させなければなりません。するとここで??なのは、電車の場合、ギヤ比が大きければ大きいほど通勤型など加減速を頻繁に行う必要のあるタイプ、ギヤ比が小さいほど特急など高速走行に重きを置いたタイプとなっていて、自転車のギヤ比の関係とは全く逆になります。
。。。ということは、電車の場合、あの小さい方のギヤ側が電動機で、大きい方のギヤ側に車軸がある。。。。ということでいいんでしょうか?(^^;;
そういうことで間違いないと思います。
あの台車の中にある小さなモーターで30トン以上×数両引っ張るわけですから
電動機側が大きい歯車では重くて動かないのでは・・・